「 ニ.ン.ゲ.ン開化論 」

時は明治初頭、日本人は皆“ナンバ歩き”と言う右手右足を同時に出す歩き方をしていたのです。
殺陣や居合いなど武術には合点がいく動きですが、走ったり跳んだりの飛脚などはどうしていたのでしょうか?
そんな疑問をちょっぴりお芝居に取り入れ、庶民の味方「西郷隆盛」さんの目を通して、歩き方も人間自身も開化していこうと
一大プロジェクトを行ったと仮定してかの鹿鳴館ならぬ「鴬鳴館」を舞台に物語りは始まります!



2004年11月28日

恒例のオープニングは全員で両手を挙げてナンバ走り/右2番目目 明治維新へ向けて一気に殺戮の時代を再現!司会;尾形さん
左;桐野利秋、別府晋介、三条実美、アーネストサトウ そこへ一般市民が招待される。踊りの師匠千草先生と弟子。
西郷隆盛(左)に西郷人形を披露する人形使い玉子玉五郎先生。 日本舞踊に対して西洋のダンスを広げるアーネストサトウの妻。
西郷を頼って鴬鳴館へ来たお竜。亡き夫龍馬の遺品を売り歩く。「これは龍馬が使ったおちょこ。寺田屋で着た浴衣もある、これで\どうや」
留守政府を預かる西郷のプロジェクトに大久保利通が因縁をつける。 左;木戸孝允・大久保・伊藤博文は欧米で学んだ歩き方を披露。
誰のお陰で維新成し遂げて偉ろなったんや!て言いたいけど龍馬は… 木戸と大久保が各々の自由と平等な国づくり夢を西郷に代わり演出。
これから先、敵味方に分かれても士族も百姓もないこの時を記念に。 時は西南戦争へと大きく動く…両腕を振って歩く新たな時代の到来。
☆お疲れ様でした☆
社交界をイメージしての稽古中、女性陣はドレスの試着にワクワク…しかしサイズが・・・。
お竜は龍馬の死を心の奥にしまい、喪服?をまといながら、龍馬の遺品を売りながら食いつないで生きてきた。
そんなイメージの仕上がりとなりました。



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