2009年10月24日〜25日 第18回萩・世田谷幕末維新祭り


今年は吉田松陰殉節150年記念とのこと。
10月30日には同松陰神社境内にて
浅野温子さんの語り舞台も行われました。

今年も“しょーいん君”は大活躍!
賑やかな祭りの街頭で、たくさんの子供達といっぱい笑って握手していました。良かったのぉ〜ヽ(^▽^@)ノ


会津&萩の物産展に、御輿と和太鼓と踊りに。。。e.t.c  しょーいん君はビンゴ大会にも参加♪



   
日曜日に行われた奇兵隊パレードです!
諸君!我ら奇兵隊は、明日の日本を支えるべくその先陣をきって行くぞ!


☆萩・世田谷幕末維新祭り/座・芝居屋さん&スプーキーズが贈る☆

・・・幕末野外劇・・・

〜吉田松陰殉節150年記念公演〜「草 莽」

† soumou †

志を立てるためには人と異なる事を畏れてはならない

世俗の意見に惑わされてもいけない

死んだ後の業苦を思いわずらうな

また目前の安楽は一時しのぎと知れ

百年の時は一瞬にすぎない

君たちはどうかいたずらに時を過ごすことのないように



於 松陰神社境内・松下村塾

出 演 者 の 皆 さ ん
吉田松陰/わたなべれいじ 高杉晋作/高橋稔 久坂玄瑞/濱田嘉幸 久保五郎左衛門/田中新一
吉田栄太郎/若林宏治 伊藤利助/林大幹 品川弥二郎/渡部美穂 市之進/吉岡裕教



時は1857年。叔父の久保五郎左衛門から松下村塾を受け継いだ松陰のもとへ、単なる勉強だけではなく、
生きた学問を学ぼうと多くの塾生達が集まって来た。
その中には足軽や農民商人も含まれていたが、みな立身出世を望みながらも現実満たされない生活を余儀なくされていた。
「例え身分が低くとも、これからは幕府や藩に任せるのではなく、我ら民衆の中からも力あるものが必要となって来る。
その来る日までに君達は自分を信じて勉学に励んで下さい。」
そして松陰は藩政府に意見書を出し続けた・・・が、井伊直弼が幕府大老に就任したのち「安政の大獄」が始まり、
松陰はその犠牲者となって刑場の露と消えた。
しかし、松陰の思いは弟子たちが受け継ぎ“時代をも動かした”民衆の手で作られた明治維新!!

作&演出/わたべみほ

「かつて我が師、吉田松陰先生はこう申された…
“生きて大業をなす見込みがあるならばいつまでも生きよ、死ぬほどの価値があると思った時には、
いつでも死ぬべし” いざ、馬関へ!」
「松下村塾は授業料はタダだが、危険な学者先生が教えているらしい。行かん方かいいぞ。」
「ほ〜そうなのかい?」
久保「寅次郎(松陰)あまり根を詰めるなよ。国禁を犯した罪人だとしても、おまえの聡明な志、溢れ出る探究心は家族の皆が認めているぞ。」
久保「近所の不良達を弟子に学問を教えている栄太郎君だ」 栄太郎「本当の学問を学びたいのです」 「松陰先生、私を弟子にして下さい」
松陰先生は身分に関係なく勉学を教えて下さる♪ 高杉「お前ら農民や足軽が学問をして何になる!」 久坂「先生は共に論じ共に考える師と言うより同士だ。高杉、お主も松下村塾へ来ればわかる!」
市之進「弥二、算術習って金儲けか?(笑)」
弥二郎「僕にも学問は大切なんです」
栄太郎「市之進、悪ふざけもいい加減にしろ」
市之進「栄太郎さん、江戸なんか行かないでくれ」
「うちは貧しい働かなければ生計が成り立たん」
「ワシらを見捨てないで下さい」
「世の中を変える事が僕ら足軽が立身できる唯一の道なんです。先生は言われました苦しんでいる人達に役立たなければそれは学問ではないと」
松陰「わかりました市之進君を預かりましょう」
市之進「嫌だ!お前は大罪人だ!栄太郎さんの方がワシらのことを何倍も理解してくれる。栄太郎さんが一番なんじゃ!栄太郎さんが見捨てるんならいつまでも反抗してやる」
松陰「市之進君、貴方のその激しさを持って今この国の為に自分が何をすべきかを考えて見て下さい」
市之進「うるさい、お前なんかには従わん!」
本当に学問をしたい者が経済的余裕がないが為に勉強出来ないとはこの世は矛盾しています。 利助「気まぐれで独りよがりの乱暴者が来たぞ!」 弥二郎「しっ」 久坂「前にお話した高杉君です」 
高杉「吉田先生の江戸でのご高名は伺っております」 松陰「国禁を犯した大罪人という事ですか(笑)」
久坂「高杉、先生が時勢をまとめられた飛耳長目録を見てくれ、今のお主なら心動かされるはずだ」 松陰「高杉君、己の言葉で語る事の大切さをどう考えてますか?人は志を実行してこそ意味があるのです」 高杉「それを学べば久坂に勝てるのか」 松陰「負けん気の強いいい目をしている」
栄太郎「先生の言葉には人を動かす力があります市之進にも分かってもらえるとよいのですが…」
松陰「皆さん、先日、日米修好通商条約の案文の写しが江戸から届きました!」 不利益な条件ばっかしじゃ! 今、天下は二重の危機を迎えています!
内憂外患の非常にこそ皆の力が必要なのです!
久坂「先生は殺されるかもしれない。井伊直弼が憂国の志士を弾圧している」
利助「バカな、先生が死んだら僕はいったい…」
松陰「藩は僕の意見を無視したようです。いずれ朝廷と幕府が相対することは明らか、我ら長州藩が帝をお守りしなければならないと言うのに」 弥二郎「我が藩も幕府が怖いのですね」松陰「いや、井伊が怖いだけでしょう」 栄太郎「僕もお手伝いします」 松陰「誠意は天に通じる」
高杉「今はその時ではありません!」
松陰
「高杉君、君の忠義は死んだのですか!私は捨石になっても咎めるつもりでいます」
松陰「これは?」 久保「寅、許してくれ。お前の身を案じての事」 松陰「もはや頼むは草莽の英雄のみ、君たちがこの国を守るのです」 久坂「先生の死を悲しむより、その志を実行する」
高杉「恐れ多くも天朝のご命令により此度の恩赦を受けた我が師吉田松陰先生をお連れする」
高杉「いざ若林村へ!道を開けよ!」 ■吉田栄太郎…池田屋の戦闘にて負傷、切腹。 ■久坂玄瑞…禁門の変にて自刃
■高杉晋作…結核のため病死。 ■品川弥二郎…ドイツ外務官、内務大臣を歴任。 ■伊藤利助…のちの伊藤博文、初代総理大臣。
今回、参加して下さったメンバーです。 協力:スプーキーズ、メザマシ団、昭和芸能舎、ほか



音楽製作&音響

秦 修


司会&ナレーション

坂口順子


会場アナウンス

水島友子


萩物産展

坂本 薫

スタッフ:白石亜津紗・海端彩奈

実行委員会プロデューサー:山崎靖之

菅野直美&すわいつ郎


ご来場、応援、ご協力をいただきました皆々様へ・・・本当にありがとうございましたm(_ _)m




2009年9月27日 第19回しながわ宿場まつり

今年は初めてゆっくりと品川の町を楽しんでみました

素敵な発見がいっぱいです!


町は出店や大道芸やSL機関車や抽選会やマグロの解体ショーや江戸衣装パレードで大賑わいです♪
東京湾を臨む屋形船・・・なんと、お祭りのこの日は1000円でぐるっと一周! なんて見晴らしがいいんだろう\(●⌒∀⌒●)/
見所満載にとってもごきげん(=^ο^=)э


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